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少女は走る。


一途な好奇心を、その小さな胸に。


ひた走る。


『100t』ハンマーを、その肩に担いで。









ブレイカー・イシス!



〜重箱の隅は誰のモノ?〜


例えば、ある仕事が、誰かの命運を握るものだとしよう。
あなたはどうするだろうか?
適当にやる? それとも真剣に?
まぁ、どちらでも構わない。そんなのは個人の自由だろう。
そこに、例えば他者からの信用とか、個人の葛藤とか、そういうものはあるだろうけど。
ところで、その第三者から、同情すべき事情をうち明けられたら、どうするだろうか?
常識に則って、仕事を全うするだろうか。
情に傾いて、思わず手をさしのべてしまうだろうか。
どちらが正しいと、あなたは思う?






さて、そんな選択肢を迫られた、一人の少女がいた。
彼女は、約束を重んじる人間。それでいて、情にも厚い。
自分の信念と想いとの板挟みにあった少女。
そんな少女には、あるあだ名があった。


『重箱の隅つつき』


そのあだ名は、少女を惜しみなく体現するものだった。
今回の件にしても、彼女は、その名の通りに解決してみせる。
ただ娘のためを思って非情に徹した親と、
ただ幸せを願って感情を押し通した娘と、
他人のためを思ってすべてを受け入れる青年の、
絡まった心の糸の在りようを。



2005年8月13日(土)
コミックマーケット68
東へ−32b
GEMSTONES

にて頒布いたします!

イベントは無事に終了しました。
お越し下さった方には最大限の感謝を。
本当にありがとうございましたm(_ _)m


価格:300円(総ページ:70P)



自サークルとして初めて(笑)出す、
完全オリジナルファンタジー。
『100t』ハンマーを持ったボクっ娘・イシスが、
自分の信念と想いを両方とも貫くために、
東奔西走しながら重箱の隅をつつきまくる
軽快ドタバタ冒険活劇(?)です。


真面目ノリ&ギャグノリは、もちろん標準装備!
さすがにエッチなシーンはありませんがw、
娯楽を求めている方にうってつけ。
どうぞ、胸がすくような世界をご堪能下さい。

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